イランカラプテ
今日は、高野繁廣さんの作品のご紹介になります。
今日は、午前中に、丸井今井百貨店さんにて、
実演をされている、高野さんに会いに行ってきました!
伝統文化を守るために、日々活動をされている、高野さん
写真のように、一つ一つ丁寧に彫刻をされている作品たちが並んでいます。
丸井今井一条館9階イベントスペースにて、
4月26日(水)~5月8日(月)
二風谷民芸組合(木彫工芸品、装飾品)の場所で、滞在予定され
ています。
お時間がございましたら、ぜひ足をお運びください!
アソネでは、以下の作品を現在お取扱させていただいております。
イタ 正角盆八寸
イタとは、アイヌ語のお盆のことを指します。昔はただの板であったものが、時代とともに内側を削り、文様を彫り込むようになり、その文様の意味は、盆に盛られた食べ物などを食べて、病気などにならないように守っているという、二風谷に伝承されている、「モノウノカ・静かに曲がる形」「ラムラムノカ(うろこの形)、アユシノカ(とげのある形)など、自然をもとにした言葉で表された文様は、単に装飾の為だけではなく、身を守る為や愛情を表すよう、心が込められています。だんだんと使い込むうちにいい風合いに変わっていくのも楽しみです。
個人的にも、利用している形のお盆になります。
イタ丸盆8寸
木盆8寸
ポンニマ4寸
ポンニマ茶托
高野繁廣 Takano Shigehiro
東京都出身。20代の旅の途中、たまたま二風谷に立ち寄り、美しい木彫りに心惹かれた。人々があたたかいこの場所で生きていきたいと移住を決意し、1972年に木彫り職人・貝澤守幸門下で木彫り修行を始めた。1979年に独立し、翌80年に「高野民芸」を創業。アイヌの伝統工芸、伝統文様に深くこだわり、名工の図柄を学びながらイタ(盆)、ニマ(器)、マキリ(小刀)の制作に精魂を傾ける。特に、アイヌに伝わる伝統的な五弦琴であるトンコリは、現在二風谷では高野しか作ることができない、貴重な技術だ。また、全国で個展を開催し、アイヌ工芸品の魅力のPRにも努めている。全道アイヌ民芸工芸品コンクールで最優秀知事賞など受賞多数。
5月の展示会のお知らせ
2017 5/27~6/4
安部太一陶展/Taichi Abe Exhibition
安部さん在廊日:初日5/27予定
Ach so ne -アソネ-
札幌市中央区大通西16丁目3-27 美術館前片岡ビル2F
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