チーズボードとポンニマなどが届きました!
ポーランドのジョーリ市立博物館へ納品をされている、高野さんの作品が届いています。
高野繁廣さんは、東京都出身で20代の旅の途中、たまたま二風谷に立ち寄り、美しい木彫りに心惹かれ、人々があたたかいこの場所で生きていきたいと移住を決意され、1972年に木彫り職人・貝澤守幸さんのもとで木彫り修行を始められた、作り手さんになります。
1979年に独立し、アイヌの伝統工芸、伝統文様に深くこだわり、名工の図柄を学びながらイタ(盆)、ニマ(器)、マキリ(小刀)の制作をされています。
現在二風谷では高野さんにしかことができない、貴重な技術を持ち、現在も全国で個展を開催し、アイヌ工芸品の魅力のPRにも努めている作り手さんになります。
こちらのチーズボードは、伝統的なアイヌ文様を現代に生かすために作りだした、高野さんオリジナルの作品になります。
二風谷に受け継がれてきたアイヌ文様の、「モレウノカ・静かに曲がる形」「ラムラムノカ・鱗(うろこ)の形」を彫りこみ、使う方の健康を祈っています。ひとつひとつ真心を込めて、手作りされています。素材は、沙流川銘木をしようし、使えば使うほど味が出てきます。
二風谷の「アイヌ民族伝統工芸木彫り師、高野繁廣」さんが、1つ1つ丁寧に製作された、茶托になります。伝統的な、アイヌ文様ウロコ彫りが施されており、モレウノカ(静かに曲がる形)、ラムラムノカ(うろこの形)、アユシノカ(とげのある形)など、自然をもとにした言葉で表された文様は、単に装飾の為だけではなく、身を守る為や愛情を表すよう、心が込められています。材料の木も、沙流川のくるみの木を使っています。だんだんと使い込むうちにいい風合いに変わっていくのも楽しみです。
チーズボード(白木) ¥3500+税
http://onlinestore.achsone.jp/shopdetail/000000000352
ポンニマ(オイル仕上げ) ¥2000+税
ニマとは、アイヌ語で木彫りの器の総称となります。大きさにより、「ポロニマ(大きい木の器)」「ニマ(木の器)」「ポンニマ(小さな木の器)」と呼ばれます。
形も、お盆や連鉢の様な物から、丼、椀、小皿、茶托など様々です。
文様には二風谷に古くから伝承されている、伝統的アイヌ模様「ラムラムノカ・うろこ彫り」を刻まれています。
普段使いにも、そっと寄り添ってくれる作品に仕上がっています。
http://onlinestore.achsone.jp/shopdetail/000000000786
12月の営業予定
Ach so ne -アソネ-
札幌市中央区大通西16丁目3-27 美術館前片岡ビル2F
HP ↓
Ach so ne Online Store ↓
http://onlinestore.achsone.jp/