Ach so ne  (アソネブログ)

札幌市西区発寒8条14丁目514-5441Fwww.achsone.jp

高野繁廣さんのイタやニマなどが入荷致しました

アイヌ文化発祥の地であり、アイヌの伝統が色濃く残る北海道平取町二風谷地区。ここで、高野繁廣さんはアイヌの伝統工芸、伝統文様に深くこだわり、名工の図柄を学びながらイタ(盆)、ニマ(器)、マキリ(小刀)などの制作をしていらっしゃいます。

2013年には、平取町二風谷の工芸品「二風谷イタ」(盆)と「二風谷アットゥシ」(樹皮の反物)が、北海道で初めて経済産業省の「伝統工芸品」に指定されました。(伝統工芸品とは、伝統工芸品産業の振興に関する法律により、経済産業大臣が指定する品目の事)

今回、イタ(盆)やニマ(器)、ニソス(木盆)などを届けていただきました。どれも、本当にかっこいい!(かっこいい、という表現はおかしいかもしれませんが・・・)ひとつひとつ手作りの為、数は多くはありませんが、ぜひお手に取ってご覧になってみて下さい。

f:id:Ach-so-ne:20160210125936j:plain

「イタ」とは、アイヌ語でお盆の事を言います。二風谷に伝承されている、モレウノカ(静かに曲がる形)、ラムラムノカ(うろこの形)等の伝統的アイヌ文様が彫られています。これらは、単に装飾の為だけではなく、身を守る為や愛情を表すよう、心を込めているのです。持ち主が寝ている間も、身代わりとなって、ウェンカムイ(悪神)から守ってくれるといいます。

イタ(正角盆八寸) 胡桃材(オイル仕上げ) ¥12000+税

f:id:Ach-so-ne:20160210130006j:plain

今回届けていただいた作品は、オイル仕上げや蜜蝋仕上げなど。使えば使うほど、味が出るのも楽しみですね。

f:id:Ach-so-ne:20160210130219j:plain

こちらのイタは、しまふくろうのモチーフです。

イタ(丸盆8寸)胡桃材(オイル仕上げ) ¥11000+税

f:id:Ach-so-ne:20160210130135j:plain

こちらは、カラフトアイヌ文様で、組紐文様にうろこ彫りのもの。

ニソス(木盆8寸) 胡桃材(オイル仕上げ) ¥12000+税

f:id:Ach-so-ne:20160210130303j:plain

イタとニソスは、縁の傾斜や高さがやや異なります。

f:id:Ach-so-ne:20160210130709j:plain

ニマとは、アイヌ語で木彫りの器の総称です。大きさにより、ポロニマ、ニマ、ポンニマと呼び名が変わります。このサイズは茶托としても。

ポンニマ(小さい木の器4寸) 桂材(蜜蝋仕上げ) ¥2900+税

f:id:Ach-so-ne:20160210130439j:plain

小さなチーズボードも。

チーズボード(卓上まな板)胡桃材(白木仕上げ) ¥3500+税 

f:id:Ach-so-ne:20160210130554j:plain

裏側はフラットなので、こちらでカットしたりと使い分けてお使い下さい。

 

 

ーAch so ne-アソネー

札幌市中央区大通西16丁目3-27 美術館前片岡ビル2F

(札幌地下鉄東西線西18丁目駅下車 4番出口・5番出口どちらからでも、徒歩約5分)

f:id:Ach-so-ne:20140604114227j:plain

TEL/FAX 011-676-5008

(お店の場所が判らないなど、お気軽にお電話ください。右横のお問合わせからのご注文もできます。)

弊社ブログ・HPなど弊社が管理している、掲載される文章および画像、ウェブデザイン、コンテンツ等を無断で転用、転載、改変すること。またそれにより利益を得ることは禁止事項となっております。