ゆかい社中そらぐみさんの「おひつ」が仲間入りしました!
「おひつ」は炊き立てのご飯を移すことで、お米の余分な水気を吸ってご飯がベトつかずふっくらと仕上がり、冷めても乾燥せず美味しい状態を長く保ってくれます。ご飯の水分を調整しながら、ご飯を美味しく冷ます道具として、とても便利で見た目も素敵な愛着の湧く暮らしの道具になります。
炊飯の具合・おひつを利用する環境にもよりますが、蓋の仕上げが江戸びつという作りのため、1日ぐらいまでは、しっとりと美味しく頂けます。朝炊いたご飯を、その日の夜ごはんに食べたい時にも、甘味や歯ごたえ、粘りをしっかりと保ってくれます。
炊飯器で炊いたご飯をおひつに入れて保存しておく、というのもおすすめです。電気代の節約、おひつの力でご飯がよりおいしくなります。どうしても温かいご飯が食べたいときには、おひつのご飯を電子レンジ可能な容器に移しかえ、電子レンジで温めるという方法も活用することも「おひつ」を上手に使う方法の1つですね。
ゆかい社中そらぐみ (徳島県)
ゆかい社中そらぐみのおひつ3.5号(作り手 司製樽 原田啓司) ¥27000+税
ゆかい社中そらぐみのおひつ5号(作り手 司製樽 原田啓司) ¥29000+税
素材・木層椹(天然)・銅
ゆかい社中そらぐみさんの「おひつ」について
たが(銅)の仕上げにも、手間をかけています。一般のおひつとは違い、「たが」を綺麗に仕上げることと、溶接部の角を取る事で指への引っかかりが無くなりおひつを持ったり洗ったりする際、怪我の心配がないように工夫されています。
こちらは一般的な「おひつ」のたがの仕上げです。
仕上げの違いが、はっきりと判ります。
蓋の接着には、米のりを使用をしています。一般的な「おひつ」は、木工ボンドを使用していることがほとんどで、ゆかい社中そらぐみさんのように、加工する前に米のりを都度つくり、作業工程はとても悪いとの事ですが、接着力はしっかりとあるので、万が一接着の米のりが溶けても米なので、食べ物をいれる道具には安心で最適だと考えて作られています。
修理も、もちろん受け付けています。長くお使いいただけますが、誤った使い方や管理方法で、不具合が生じる事もございます。そんなときも、メンテナンスもしていただけますので、より長く愛着を持ってご利用頂ける「おひつ」となっています。
少し早いですが、新年を迎える時に、新米を炊いておひつに入れて食卓を囲んでも素敵ですね。
Ach so ne-アソネー
札幌市中央区大通西16丁目3-27 美術館前片岡ビル2F