小沢賢一さんの工房を訪ねてきました
今回、出張で福島へ行く機会があり、いつもお世話になっている小沢賢一さんの所へもお邪魔してきました。
福島県の南会津にある、小沢さんの工房です。この辺は豪雪地帯の為、まだ雪がたくさん残っていました。前日、一部ひどい吹雪で、命の危険を感じる恐怖体験をしたので(汗)、レンタカーで無事着くのか心配でしたが、当日はなんとかお天気にも恵まれ、無事到着。
制作途中のカッティングボードやトレーが山積み!
仕上げ待ちや出荷待ちのものなどもたくさん待機中。
お客様の新しいお家で使われる予定の、美しい椅子も。
トレーの制作風景も見せていただきました。
ひと彫りひと彫り、リズミカルに彫っていきます。同じクルミでも、木によって個性も色々。節もあれば、木目がまっすぐなもの、波打つような模様のもの、色が白っぽいもの、黒っぽいものなど。まさに、人と一緒で、それぞれの木の生き様を感じる事ができます。小沢さんも、その木の個性にあった向きや力加減で、彫り進めていきます。
「せっかくだから、作ってみるかい?」と小沢さん。「いいんですか!?」と喜んで、いざ体験!・・・まったく、削れません・・・。削る深さや幅や間隔など、難しい!ふざけてるの?と思われても仕方がないくらい、下手くそでした(笑)このトレーは、後日、荷物と一緒に届けて下さる予定なので、ぜひ店頭で小沢さんの商品と見比べていただいて、「フッ」と鼻で笑ってやって下さい。
こちらが、小沢さんの彫った、綺麗な彫り跡。当たり前ですが、美しいですね…。
この大きな一枚板の天板は、小沢さんの原点との事で、彫り跡がびっしりと。その当時の、一生懸命な努力の跡が感じられました。
今回の福島出張での楽しみのひとつ、いつもトレーやカッティングボードを制作していただいている、小沢賢一さんの工房をお訪ねしました。奥様と猫ちゃんも一緒に迎えて下さって、制作風景を見せていただいたり、昔作ったものや、他の作家さんや職人さんが作った陶器やオブジェなど、色々興味深いものもたくさん見せていただいたりと、とても楽しい時間過ごさせていただきました。(というより、お仕事の邪魔をしておりました・・・)
南会津はもともと雪が多いのですが、今年は特にすごいそうで、雪かきと制作で一日はあっという間だそうです。
お忙しい中、私達にもトレーを彫らせていただいたりと、貴重な体験をさせていただいて、ただただ感謝です。
現在、クルミの木を使って制作されていますが、今後、もしかすると栗の木に変更になっていくかもしれないとの事でした。時期や価格はまだ未定ですので、変更の際は、また追ってお知らせさせていただきますね。
また、お品切れ中のカッティングボード丸につきましても、小沢さんの方で材料の木材がなくなってしまった為、次回入荷の時期は未定となっておりますので、ご了承くださいませ。
トレーやカッティングボードは、まだ在庫があるものもございますので、どうぞお手に取ってごゆっくりとお選びくださいませ。
ーAch so ne-アソネー
札幌市中央区大通西16丁目3-27 美術館前片岡ビル2F
営業中は、こちらの看板が出ています!
TEL/FAX 011-676-5008
(お店の場所が判らないなど、お気軽にお電話ください。右横のお問合わせからのご注文もできます。)