福島県のマタタビ細工のざるが入荷致しました
山ぶどう、マタタビ、ヒロロ、くるみといった素材を使う奥会津三島の編み組細工。その歴史は縄文時代にまで遡ります。マタタビ細工は全国的にも珍しく、作り手さんも年々減少しているとの事。出来上がった製品は、家の軒先に吊るして寒風で乾燥する「寒晒し」というひと手間をかける事で、強度がさらに増すとともに、カビが発生しにくくなります。雪に反射した太陽光で漂白されるので、作った時よりも白くなります。冬が厳しい、雪国ならではの伝統工芸ですね。マタタビは、水を吸収するとしなやかになり、弾力もあって水切れが良いのも特徴。お米を研ぐ際には、米とぎざるを5~10分ほど水につけておくと、蔓が膨らんで目詰まりも防げます。編み目やサイズはまちまちですが、写真以外にも色々とご用意しておりますので、どうぞお手に取ってご覧くださいませ。
マタタビは、「猫にマタタビ」と言われる、猫の大好きな蔓性の植物です。採取時期は晩秋か早春で成熟した蔓を用います。作った時には白く、使うほどに飴色に変化していきます。使い方によって耐久性は様々ですが、奥会津では、20年以上使用している家もたくさんあるそうです。吸水性に優れている為、汲水するとマタタビは柔らかくなり、ほとんど手を傷つけることはありません。
米研ぎざるは大きさ、高さなども色々。こちらは比較的大きいサイズ。5合分くらいは余裕で研げる大きさです。
マタタビ米とぎざる ¥7,500~8,000+税
こちらは少し小ぶりなサイズ。3合くらいに。
マタタビ米とぎざる ¥7,000+税
こちらは、底が四角に近い、やや角ばった形のざる。野菜を洗ったり、茹でたものや、麺類などを流水で冷ます時などにも。
マタタビざる ¥7000+税
ーAch so ne-アソネー
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