山ぶどう、マタタビ、ヒロロ、くるみといった素材を使う奥会津三島の編み組細工。その歴史は縄文時代にまで遡ります。マタタビ細工は全国的にも珍しく、作り手さんも年々減少しているとの事。出来上がった製品は、家の軒先に吊るして寒風で乾燥する「寒晒し」というひと手間をかける事で、強度がさらに増すとともに、雪に反射した太陽光で漂白されます。冬が厳しい、雪国ならではの伝統工芸です。マタタビは、水を吸収するとしなやかになり、弾力もあって水切れが良いのも特徴。お米を研ぐ際、米とぎざるを5~10分ほど水につけておくと、蔓が膨らんで目詰まりも防げます。数は少ないですが、米とぎざるの大、小サイズが届いております。
マタタビ米とぎざる ¥5,000~6,000+税
マタタビのそばざるも。水切れのよいマタタビは、おそばなどの麺類にぴったり。
マタタビそばざる(約24㎝) ¥3,800+税
大きめのマタタビざる(約31㎝)も。深さもあるので、野菜を入れたり、洗ったりなどにも。
¥7,000+税
美しい網目の大き目のマタタビのザルも。衣類や布ものを入れたり、お野菜を干したり、野菜の保管用としても。アメ色に変わっていく様子も楽しんでください。
四つ目物干しざる ¥20,000+税
山ぶどうは、標高の高い深山に自生するツル性の植物で、弾力があり、とても丈夫。
使い込むほどに艶がでて、美しく、長くお使いいただけます。皮を採取出来る季節は短く、数も減っていることから、 今ではとても貴重な素材となっています。普段用はもちろん、お着物などにも。ぜひ、長く使って下さい。
山ぶどうの手提げ籠 ¥65,000+税
山ぶどうの手提げ籠 ¥50,000+税
こちらは、くるみの皮の手提げ籠です。色が異なる樹皮の表裏を組み合わせて編んでいます。使っていくうちに、つややかになり、色に深みも出てきます。
くるみの手提げ籠 ¥55,000+税
こちらは、くるみ素材に持ち手部分の山ぶどうを組み合わせた手提げ籠。
くるみの手提げ籠 ¥42,000+税
あけびの手提げ籠は、横長の形も可愛いです。
あけびの手提げ籠 ¥24,000+税
マタタビ、山ぶどう、くるみ、あけび、どれも採取、乾燥、選別、下準備など、編み始めるまでにも長い時間と手間がかかります。すべて手仕事の為、数は少な目ですが(手提げ籠は一点ものです)、どうぞお手に取ってご覧になってみて下さい。
ーAch so ne-アソネー
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